“カロリー抑えたヘルシーパスタ”開発の裏に50回以上の試食

「パスタは食べたいけど、カロリーが気になって」――。そんな女性にピッタリなのが、「CalDELI(かるデリ)」の2つの新商品、「CalDELI 完熟トマトと彩り野菜のパスタ」と「CalDELI 濃厚かぼちゃのクリームパスタ」です。

電子レンジで温めるだけで、手軽においしいパスタが味わえ、カロリー控え目なワンプレート。多忙で食事もままならない“時差ごはん女子”にとっては、もってこいのレトルト食品でしょう。

今回は、この「CalDELI」パスタシリーズを開発した、大塚食品 琵琶湖研究所 レトルト技術室 研究員の東芳紀さんに話しを伺いました。電子レンジを使えば2分以内に食べられる便利な食品を商品化するため、実は数々の困難や課題と戦ったんだとか…。あまり聞く機会のない“商品開発のウラ側”を見てみましょう。

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パスタ好きが高じて困難な開発にチャレンジ

――今回、新たに登場した「CalDELI」パスタシリーズの特徴と言えば、カロリー控えめな「マンナンパスタ」でしょうか。この新しい主食は、どのようにして生まれたんですか?

東さん:「マンナンパスタ」は、もともと他の研究員が開発をしていたものの、思うようにいかずお蔵入りになっていました。ただ、“米やご飯”に対しては、カロリーを抑えたヘルシーな「マンナンヒカリ」があるように、パスタでも健康を意識した商品を作り出したいと考え、チャレンジしました。何より、自分がパスタ好きだったもんで…(笑)。

――ヘルシーな「マンナンパスタ」であれば、食事時間が乱れがちな“時差ごはん女子”にマッチした食材になりますね。

東さん:例えば、ダイエット中やヘルシーな食事を摂りたい方は、食事の絶対量が減るので、必然的に食物繊維の摂取量も減ってしまいます。しかし、カロリーを低めに設定しつつも食物繊維をたっぷり含んだ「マンナンパスタ」なら、取り入れやすいかなと思っています。少量で腹持ちがよいのも、女性にとってメリットではないでしょうか。

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2年以上かけて「マンナンパスタ」を商品化

――「一度はお蔵入りになった」とのことですが、開発はすんなり進んだのですか?

東さん:やはり商品化まで、紆余曲折がありました。頭の中で完成していても、実際の生産条件がクリアできなかったり、パスタ自体がきれいな状態を保てなかったりと、高いハードルがいくつもあったのです。

一番苦労したのは、「マンナンパスタ」の形ですね。もともとは、“フジッリ”というらせん状の形を検討していたのですが、それだとスムーズに生産できず、食感もボソボソとして、美味しさの点でも問題がありました。

そこで、現在のスジが入ったマカロニの形状に変更することにしたのです。それでも、パスタ自体がつぶれてしまったり、溝の部分が割れやすいなど、形状変更後も克服すべき問題がまた発生しました。

――開発から商品化まで、どれくらいの時間がかかりましたか。

東さん:2年以上ですね。社内の同僚をはじめ、様々な人からアドバイスをもらったり、何度も試作を繰り返して、やっと満足のいく出来になりました。いくつもの課題を解決したうえで、日の目を見たのが今の「マンナンパスタ」なんです。

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「作って、食べて、話し合う」試作50回は当たり前

――今回、「CalDELI 完熟トマトと彩り野菜のパスタ」「CalDELI 濃厚かぼちゃのクリームパスタ」の2種類の味が登場しましたが、ズバリ、こだわりポイントは?

東さん:ブランド名に“DELI”とありますので、具材や野菜をきちんと感じてもらえるように工夫しています。そして、女性が手に取りやすいおしゃれ感も意識しました。女性の心を掴むために、マーケティングの部門と連携を取って、イメージを何度も擦り合わせました。

味については、オーソドックスなトマトソースはすぐに浮かんだものの、もう一つを悩みに悩んで…。商品化したかぼちゃ以外にも、実は色々な味を試作しています。作ったら、みんなで食べて、話し合いをして、の連続でした。

「CalDELI 完熟トマトと彩り野菜のパスタ」のソースは、バジルやオレガノなどのハーブをミックスし、さわやかな香りに仕上げています。ズッキーニや、ピーマンもたっぷり入っているので、野菜不足の解消になるとうれしいですね。また、ピリ辛な後味になっているので、リフレッシュしたいときにもってこいでしょう。

「CalDELI 濃厚かぼちゃのクリームパスタ」のソースは、何といってもかぼちゃの甘味となめらかなクリーム、そしてホクホク感がミソだと思っています。この感触を出すために、じつはカシューナッツペーストが入っているんですよ。

――カシューナッツ! そのアイデアは、どこからヒントを得たんですか?

東さん:とにかく何度も試作を行い、チーム全員で、試食、話し合い、また試食、また話し合い…という繰り返しの成果でしょうか。試作は50回以上繰り返しましたね。クリーム系は熱を加えると色がくすみがちなので、きれいな色を保つのにも試行錯誤しました。

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ヘルシーでダイエット中の食事にもピッタリ

――様々な困難を乗り超えて、商品として発売された「CalDELI」のパスタシリーズ。開発者として、どのような方に食べてもらいたいでしょうか。
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東さん:「CalDELI」は、電子レンジでチンするだけですぐに食べられるのが長所です。忙しくて食事時間があまりとれない方や、ランチなど手軽に済ませたい方に、ぜひ召し上がっていただきたいです。

パッケージもコンパクトなので、職場にあるデスクの引き出しなどにも入れやすいのではないでしょうか。また、食物繊維を多く含み、カロリーもそれぞれ117kcal(「CalDELI 完熟トマトと彩り野菜のパスタ」)、122kcal(「CalDELI 濃厚かぼちゃのクリームパスタ」)と抑えられているので、ダイエット中の食事としても、ぜひ取り入れていただきたいと思っています。

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