【インタビュー】機内でごはんをかき込むことも!キャビンアテンダントの「時差ごはん」事情

女性の憧れの職業として名前があがることも多いキャビンアテンダント(CA)。いつも笑顔でお客様に接している彼女たちですが、裏では大忙しだそう。知る機会の少ないCAのお仕事の舞台裏とごはん事情を、大手航空会社の現役CAにインタビューしてきました!

本連載は、「外出や会議、接客でお昼ごはんが夕方に…」「残業で深夜に食べ過ぎちゃう」「夜勤などでごはんを食べる時間がそもそもずれている」など、仕事を頑張るがゆえに、一般的な時間にごはんを食べられない「時差ごはん」女子の実態を探るインタビュー記事です。

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キャビンアテンダント(CA)仕事の舞台裏

今回インタビューに応じてくれたのは、大手航空会社のキャビンアテンダント(CA)として活躍する、佐藤明奈さん(仮名)です。

CAの勤務体系は「4勤2休」と呼ばれる6日間サイクル。「4勤」の中には、ヨーロッパなどへの国際線長距離フライト・東南アジアなどへの中距離フライト・国内線フライト・トラブルで代理のCAが急遽必要になったときのために待機する「スタンバイ」という仕事が含まれるそうです。

CAの仕事は、デスクワークは一切なく、機内での仕事がすべて。「フライトタイムの1~2時間前に出社して、その便に搭乗するスタッフが集まりブリーフィングをします。フライトが終わって振り返りのミーティングをしたら、そのまま解散です。」

機内では、お客様に食事を出したり、出入国に必要な書類を配ったりと忙しいそう。「国内線だと基本、休憩なしです。国際線では私たちCAが寝られる場所があるのでそこで休めますが、例えばロンドンへの11時間のフライトの場合だと、交代で2時間寝られるくらいですね。」と佐藤さん。
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CAの一日は、搭乗便によって全然違う!

CAのスケジュールは、その日どんな便に搭乗するかに左右され、かなり不規則。9時に出社し、国内線で1日3往復フライトをこなして18時退社という、オフィスワーカーに近い時間帯で働く日もあれば、早朝3時ころタクシーで出社し、13時ころには仕事が終わっている、という日もあるそうです。スケジュールは比較的早いタイミングで出されるとのことで心の準備はできそうですが、急な変更があることも。

「スタンバイ」の日は、「9時から15時まで」など指定された時間帯はオフィスでひたすら待機。たとえばスタンバイ時間終了ギリギリの15時にフライトに呼ばれた場合でも、すぐに搭乗する必要があるのだそうです。「スタンバイのときは、時計を見ながらドキドキしています。」

また、国内線と国際線のバランスはバラバラとのこと。「ずっと国内線のときもありますし、高知への往復便をこなしたあと、翌日すぐに国際線でヨーロッパへ、なんていうスケジュールも経験しました。大変でしたね…。」と佐藤さん。
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5分で冷たいお弁当をかき込むONと、世界のグルメを楽しむOFF

そんなCAのふだんのごはん事情は、かなり過酷なようです。「基本は往復の搭乗なので、目的地に到着して、復路の便にお客様を入れるまでが休憩です。1時間くらいはあるのですが、便が遅れたりすると、その分休憩を短くして調整するので、持ってきたヨーグルトなど軽いものを3分くらいでかき込むことも多いです。」と佐藤さん。機内清掃の邪魔にならないように、立って食事をとることもあるそうです。

「お弁当が出るのですが、時間もないし、毎日冷たいお弁当で食欲がわかないことも多くて、CAになりたては痩せちゃいました。体力を使うし、体調を崩す人が多い仕事だとは思います。」と語ります。
「私はお腹がすいたときに何か食べられればいいかな、という感じなので大丈夫ですが、食事重視の人には辛いと思います。」

かるデリを食べていただきました!

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「私たちCAにとっては、サッと食べられて腹持ちがいいものがありがたいので、これはよさそうです。勤務中は冷たいごはんばかりなので、温かいのも嬉しい!」と佐藤さん。
「栄養面や保存料などを心配して、スタッフ用に出るお弁当を食べないCAも多いんです。そういう人にとっても、ヘルシーで手軽に食べられるのでぴったりだと思います。」

国内線には残念ながら電子レンジはないそうなのですが、国際線への搭乗のときには活用したい、とコメントをいただきました。

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